補助犬シンポジウム

補助犬シンポジウム 開催のご案内
「障害はどこにあるのか?」から始める共生社会の実現

 平素より、身体障害者補助犬の受け入れ促進にご理解ご協力賜りまして、ありがとうございます。
 さて、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会まで残すところあと3年となりました。政府は、特にパラリンピック大会が東京で開催されることについて、共生社会を実現に向けて人々の心の在り方を変える絶好の機会ととらえております(*)。共生社会とはすなわち、障害の有無にかかわらず、女性も男性も、高齢者も若者も、すべての人がお互いの人権や尊厳を尊重し支え合い、誰もが生き生きとした人生を享受できるような社会のことです。(**)
 この、2020年東京大会のレガシーともなるべき共生社会実現への2本柱として、国民の意識や個人の行動に働きかける取り組み(「心のバリアフリー」分野)とユニバーサルデザインの街づくりを推進する取り組み(街づくり分野)が挙げられています。このうち、「心のバリアフリー」のためには、「障害の社会モデル」、すなわち「障害」とは個人の心身機能と社会的障壁の相互作用によって創り出されているものであり、社会的障壁を取り除くのは社会の責務である、という考え方をすべての人が理解することがまず必要とされています。その上で、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うために具体的な行動をとることで、共生社会の実現につなげようとしているのです。(**)
 この「心のバリアフリー」については、政府と経済界関係者が連携して官民一体となって、企業向けの汎用性のある研修プログラムを作成し、広く企業研修に浸透させていく方向で今年度より動き始めています。今回のシンポジウムでは、まずその根幹をなす「障害の社会モデル」の考え方の基礎である「障害はどこにあるのか?」という問いに立ち戻って、東京大学バリアフリー教育開発研究センター星加良司専任講師に基調講演をいただきます。その上で「心のバリアフリー」を推進するために、企業においてどのような研修が行われ、共生社会の実現につなげていこうとしているのか、有識者の方々をお招きしてパネルディスカッション形式で明らかにして行こうと思います。
 また、身体障害者補助犬への皆様のご理解を高めるため、補助犬のデモンストレーションや、補助犬パピー委託式も行います。
 この機会に是非ご参加下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

(*)平成29年2月20日 ユニバーサルデザイン関係閣僚会議における丸川珠代オリンピック・パラリンピック担当大臣発言
(**)「ユニバーサルデザイン2020行動計画」より

ご参考: 昨年の「補助犬シンポジウム」の様子 平成28年6月24日
     第5回もっと知って補助犬キャンペーンの一環で開催

昨年の「補助犬シンポジウム]の様子 平成28年6月24日

 平成28年6月24日、障害者差別解消法に伴う『補助犬シンポジウム』~障害を意識させないおもてなしを目指して~ を、衆議院議員第一議員会館多目的ホールで開催しました。
 当日は、内閣官房東京オリパラ推進本部、厚生労働省、国土交通省、地方自治体、補助犬受け入れ事業者、補助犬ユーザー、協会支援者等の皆様、約150名のご参加をいただきました。
 第一部の基調講演1では、DPI日本会議副議長 / 内閣府障害者施策アドバイザーの尾上浩二様より、「障害者差別解消法施行と今後」と題して、全ての人が孤立したり排除されることなく支え合いながら地域の中で当たり前に生活できる社会の実現に向けて、障害者差別解消法の概要やポイントを、不当な差別的取扱いの禁止と合理的配慮の提供それぞれにおいて、具体例を交えながら講演いただきました。
 基調講演2では、当協会代表理事の朴善子から、「補助犬受け入れの実情と取り組みのポイント」と題して、補助犬ユーザーから報告される「受け入れ拒否」事例の紹介、トラブルの内容や対応の傾向、大きな問題となりつつある複合施設テナント社員への接遇研修の必要性、今直ぐにここまでは実施しておきたい接遇検証や見直しについて講演をさせていただきました。
 第二部では「補助犬受け入れの現状と課題」をテーマに、補助犬受け入れ事業者として東京夢の島熱帯植物館館長榎本浩様、当事者として盲導犬ユーザー&盲導犬、訓練事業者として訓練部長の雑賀由美子が①補助犬受け入れ場所の範囲②人的サポートの範囲③社員教育の必要性について発表し、パネルディスカッションを行いました。参加下さいましたビルマネージメント会社や百貨店、社会奉仕連合団体や一般の方からも活発なご意見を頂戴し、有意義な会となりました。

「第1~5回もっと知って補助犬キャンペーン」後援団体・企業(順不同)
厚生労働省、国土交通省、東京都、横浜市、日本労働組合総連合会、
日本医師会、日本損害保険代理業協会、
日本ホテル協会、日本ショッピングセンター協会、日本チェーンストア協会、
日本補聴器販売店協会、日本百貨店協会、日本旅行業協会、全国空港ビル協会、
日本植物園協会、日本盲人会連合、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会、全日本ろうあ連盟、
定期航空協会、東京ハイヤー・タクシー協会、東京都個人タクシー協会、成田国際空港、
東京国際空港ターミナル、日本民営鉄道協会、日本ビルヂング協会連合会、他

シンポジウム概要

日    時 平成29年8月3日(木) 13:00~16:00
場   所 衆議院議員第一議員会館 多目的ホール
参加費用 無 料 
何名様でもご参加頂けます。
定   員 先着150名

プログラム

〇受 付 12:30~13:00

〇第一部
基調講演 13:00~13:50
『共生社会のためのヒント「障害の社会モデル」という視点』  
講 師: 星加良司星加良司 東京大学大学院教育学部付属
バリアフリー教育
開発研究センター専任講師

○補助犬デモンストレーション 13:50~14:10
盲導犬: 駅ホーム転落事故等を防ぐため、私達ができる「具体的な行動」をご紹介します
介助犬: 車いす利用者の社会参加を推進する「街づくり」に必要な気づきをご紹介します
聴導犬: 誤解を受けやすい「小型聴導犬」の仕事や待機場所をご紹介します

○補助犬パピー委託式&記念写真 14:10~14:40


○休 憩 14:40~15:00

○第二部
パネルディスカッション 15:00~16:00
テーマ「心のバリアフリー:
    企業の社員研修や補助犬受入研修に必要な基本的概念」
オーガナイザー: 朴  善子  日本補助犬協会
コメンテーター: 星加 良司  東京大学
雑賀 由美子 日本補助犬協会
パネリスト  :

 内田 奈津枝        経済界協議会
 ギャリー・フォーラン&盲導犬トゥルーパー 理学博士
               ビクトリア盲導犬協会(豪)
 郡司ななえ&盲導犬ウラン  全日本盲導犬使用者の会
 安杖直人&介助犬ダンテ   全国介助犬ユーザー連絡会
 福永順子&聴導犬マルコ   全国聴導犬ユーザー連絡会

お申し込み 下記の申し込みフォーム、または「申込書」にご記入の上、電話またはメールにてお申し込みをお願い申し上げます。
お問い合わせ先

公益財団法人 日本補助犬協会 事務局
TEL:045-951-9221

E-mail:japan@hojyoken.or.jp

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