日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体です

公益財団法人日本補助犬協会 内閣府 公益認定法人 国家公安委員会指定法人 厚生労働省指定法人

〒241-0811 神奈川県横浜市旭区矢指町1954-1
03-3564-3444 平日10時~16時30分
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イベント・キャンペーン ファシリティドッグ事業

ファシリティドッグとは?

=特定の施設(病院・学校・裁判所・刑務所等)に勤務するために専門的に育成された犬

「医療ファシリティドッグ」
Medical facility dog

「医療ファシリティドッグ」
Medical facility dog

医療ファシリティドッグとは?

=病院やリハビリテーションセンターに勤務する犬

  1. 患者様に寄り添い、癒しや安心感を与える
  2. レクリエーションに参加する
  3. 動物介在療法に従事する


動物介在療法(Animal-assisted therapy)とは?

=犬の力を活用し、人の精神的・肉体的な健康状態を向上させるために実施する補完医療の一種。専門家(医師・看護師・補助犬指導員・医療従事者、等)が連携し、ハンドラーがファシリティドッグの動きをコントロールして、患者様と犬とのコミュニケーションを最適に保つ。

活動内容

病気や治療と闘う患者様およびその家族に情緒的安定や闘病意欲の向上を促進させる事を目的としております。患者様個々に目を向けたきめ細やかな治療を行う事により治療を前向きに捉え、自尊心を保てるよう、患者様とその家族の生活の質の向上を目指す活動です。 

看護師Aさんのコメント

ベッドサイドを訪問し、触れ合ったり、具合が悪くてベッド上で動けない方とはベッドで添い寝をしたりします。また、痛みや恐怖を伴う検査や処置に付き添って応援したり、手術室までお散歩感覚で同行したり、リハビリに付き添ったりしています。患者様もご家族も、毎日ファシリティドッグに会えることを心待ちにしており、ファシリティドッグが一緒なら怖い検査も頑張れるという声や、手術室にも笑顔で向かうことができたという声が聞かれます。

また次のステップとして日本補助犬協会は病と闘う子どもたち一人一人にも、犬たちがもつ癒しの力を届けたいと考えています。
子ども病院に勤務し、辛い治療に寄り添うことで子どもたちに笑顔を届ける「ファシリティドッグ」。
入院している子どもたちは、限られた空間の中で生活しています。そんな子どもたちも、犬だからこそ分かり合える時間があると私たちは信じています。こういった状況にある子どもたちにこそ、ファシリティドッグとの時間を届ける必要があると考えています。

私たち日本補助犬協会には、補助犬を目指す有能な犬たちがたくさんいます。厳しい基準をクリアして補助犬になる犬の中に実は、ファシリティドッグに向いている犬たちもいます。
彼らを訓練して、全国の子ども病院に派遣したい。私たちは、子どもたちに寄り添うファシリティドッグの育成に向け、活動の幅を拡充しました。補助犬に向く犬の中から、ファシリティドッグに向く犬を選抜し、全国のこども病院に派遣したいと願っています。

「教育ファシリティドッグ」
Autism assistance dog

「教育ファシリティドッグ」
Autism assistance dog

教育ファシリティドッグとは?

=登校の意欲・学習の意欲を高める犬です。

  1. 子供たちの出迎え
  2. ホームルームや授業への参加
  3. 図書室や待機室でのふれあいや寄り添い
  4. お昼休みや休憩時間に校内のラウンド
  5. 課題を抱える子供たちへの介入
  6. リーディングドッグプログラムの実施

子供たちは相手(犬)に気持ちを考え
その様子によって自分たちの取るべき行動を考えます。

不登校対策

東京大学教育学部付属中等教育学校への教育ファシリティドッグを派遣します。

「療育ファシリティドッグ」
Autism assistance dog

「療育ファシリティドッグ」
Autism assistance dog

自閉症児支援犬

自閉症児を対象とした社会化及び日常動作訓練

  1. 新しい環境と犬を受け入れる
  2. トイレ・トレーニング
  3. ギブ&テイク
  4. マジックテープ(面ファスナー)の開閉
  5. ボタンの開閉
  6. ファスナーの開閉
  7. 飛び出し抑制など

調査研究

日本補助犬協会 × 東京大学教育学研究科

「インクルーシブな未来創造社会連携講座補助犬との協働でひらく共生社会」

2024年10月1日開始(3年間)

日本補助犬協会の特色

日本補助犬協会の特色

  • IGDF基準の採用
  • 稟性(excellent)評価の犬
  • ハンドリングの技術

IGDF基準の採用

世界基準
International Guide Dog Federation
最も難しいIGDF基準に沿っての訓練評価

日本補助犬協会は、厚生労働省の指定法人として、社会参加する補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の衛生管理(感染症予防対策等)を含めた認定と指導をしています。
更に、加盟する国際連盟のガイ ドラインの基準を満たす運用を続けています。2002年の創立以来、感染症やアレルギーに伴う事故や問題は1件も発生していません。

稟性(excellent)評価の犬

Guide Dogs Victoriaは、世界3大盲導犬普及国(英・米・豪)のブリーディング・ネットワークにて、最先端の稟性高い犬を繁殖しています。
この血統は厳重に管理されているが、Victoria盲導犬協会と姉妹連携協定にある日本補助犬協会は、その協定に基づき22年間、この血統を100%共有されています。

ハンドリングの技術

ファシリティドッグのハンドラーには、高いハンドリング力が求められます。
感染症予防の対策で大切なことは、ファシリティドッグの行動を管理することです。
2025年、海外の団体が、日本補助犬協会のハンドリング技術を求めて来日します。

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