日本で唯一3種類(盲導犬、介助犬、聴導犬)の補助犬を育成および認定できる団体です
=特定の施設(病院・学校・裁判所・刑務所等)に勤務するために専門的に育成された犬
=病院やリハビリテーションセンターに勤務する犬
=犬の力を活用し、人の精神的・肉体的な健康状態を向上させるために実施する補完医療の一種。専門家(医師・看護師・補助犬指導員・医療従事者、等)が連携し、ハンドラーがファシリティドッグの動きをコントロールして、患者様と犬とのコミュニケーションを最適に保つ。
病気や治療と闘う患者さんおよびその家族に情緒的安定や闘病意欲の向上を促進させる事を目的としております。患者さん個々に目を向けたきめ細やかな治療を行う事により治療を前向きに捉え、自尊心を保てるよう、患者様とその家族の生活の質の向上を目指す活動です。
ベッドサイドを訪問し、触れ合ったり、具合が悪くてベッド上で動けない方とはベッドで添い寝をしたりします。また、痛みや恐怖を伴う検査や処置に付き添って応援したり、手術室までお散歩感覚で同行したり、リハビリに付き添ったりしています。患者様もご家族も、毎日ファシリティドッグに会えることを心待ちにしており、ファシリティドッグが一緒なら怖い検査も頑張れるという声や、手術室にも笑顔で向かうことができたという声が聞かれます。
また次のステップとして日本補助犬協会は病と闘う子どもたち一人一人にも、犬たちがもつ癒しの力を届けたいと考えています。
子ども病院に勤務し、辛い治療に寄り添うことで子どもたちに笑顔を届ける「ファシリティドッグ」。
入院している子どもたちは、限られた空間の中で生活しています。そんな子どもたちも、犬だからこそ分かり合える時間があると私たちは信じています。こういった状況にある子どもたちにこそ、ファシリティドッグとの時間を届ける必要があると考えています。
私たち日本補助犬協会には、補助犬を目指す有能な犬たちがたくさんいます。厳しい基準をクリアして補助犬になる犬の中に実は、ファシリティドッグに向いている犬たちもいます。
彼らを訓練して、全国の子ども病院に派遣したい。私たちは、子どもたちに寄り添うファシリティドッグの育成に向け、活動の幅を拡充しました。補助犬に向く犬の中から、ファシリティドッグに向く犬を選抜し、全国のこども病院に派遣したいと願っています。
子供たちは相手(犬)に気持ちを考え
その様子によって自分たちの取るべき行動を考えます。
2022年より自閉症児支援犬の育成を開始
2023年より毎月1回140分のプログラムを実施
2024年10月1日開始(3年間)
東京大学教育学部付属中等教育学校への教育ファシリティドッグを派遣します。
日本補助犬協会は、厚生労働省の指定法人として、社会参加する補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の衛生管理(感染症予防対策等)を含めた認定と指導をしています。
更に、加盟する国際連盟のガイ ドラインの基準を満たす運用を続けています。2002年の創立以来、感染症やアレルギーに伴う事故や問題は1件も発生していません。
Guide Dogs Victoriaは、世界3大盲導犬協会の一つ。
世界3大盲導犬協会(他イギリス・アメリカ)は、独自のブリーディング・ネットワークにて、最先端の稟性高い犬を繁殖しています。
この血統は厳重に管理されているが、Victoria盲導犬協会と姉妹連携協定にある日本補助犬協会は、その協定に基づき22年間、この血統を100%共有されています。
ファシリティドッグのハンドラーには、高いハンドリング力が求められます。
感染症予防の対策で大切なことは、ファシリティドッグの行動を管理することです。
2025年、世界の団体が、日本補助犬協会のハンドリング技術を求めて来日します。
予定:アシスタンスドッグス ハワイガイドドッグス タスマニアガイドドッグス ビクトリア